季節の変わり目となり、体調を崩しやすい時期となりました。免疫力を維持するためには、エネルギーとタンパク質をしっかり摂ることが重要です。寒さに負けず、病気に打ち勝つカラダをつくりましょう。

免疫力アップは健康長寿への第一歩

私たちの体に入ってきた病原菌やウイルスと戦う力のことを「免疫力」といい、健康な毎日を過ごすためにとても重要な役割をしています。

ですが、この免疫力は加齢や体力の低下、生活習慣の乱れによって低下してしまい、「ガン」などの種々の病気の発症に繋がります。

特に高齢者では食事量の低下により、必要な栄養素の確保ができず免疫力の低下につながりやすい傾向にあります。

「決まった時間に食事をとることが難しい」「準備が面倒で食事を抜いてしまう」という方も多いのではないでしょうか。

「最近体重が減ってきたなぁ」と感じている方は、「低栄養」に陥っているおそれがあり、同時に免疫力も低下している可能性があります。

全て自炊をする必要はありません。「市販品」や「配食サービス」を上手に取り入れながらバランス良く3食しっかりと食事をとることも、免疫力を保つための賢い食事の方法です。

免疫力を高める食事のポイント

基本はしっかりと食べることです。とてもシンプルですが、これが重要ですが、過不足なく食べることは、免疫力に必要な栄養素を補給でき、病原菌と戦うための活力となります。

また、「食べる」という行動そのものが体に熱を発生させますので、「体温の上昇」・「代謝アップ」にも関係します。特に「タンパク質」は「免疫細胞の土台」となる栄養素ですので、毎日の食事に欠かさないようにしましょう。

これに加え、「抗酸化物質」を含む食品を十分にとることで、免疫細胞を活性化させる効果が期待できます。「緑黄色野菜」や「果物」に含まれる「ビタミン C・E」や、「緑茶」に含まれる「カテキン」などがよく知られています。

普段から緑茶を意識して飲むようにすると、水分補給に加えて効率よく抗酸化物質を摂取できますよ。緑茶に含まれるカテキンは 茶葉が日光に当たった時間が長いほど増加しますので、新芽が出てから摘み取るまでずっと日光を浴びせて育てる「煎茶」がおすすめです。

【管理栄養士】 山口 すみれ