「このままだと、透析になりますね」ってお医者さんに言われてるけど、イマイチ食事のコントロールできていないかも・・・。

そんな状況って、ありませんか?

ここで、お話をする「配食サービス」を使う事で、上手に栄養コントロールができるようになります。

私たちは、埼玉県の朝霞市・和光市・新座市で、配食サービスを提供していますが、実際に多くの方が、腎臓病食透析食を使う事で問題を解決できています。

腎臓の働きや、食事の制限すべきポイントなどお伝えしていきます。今回の記事をしっかりと理解する事で食事療法での迷い事は少なると思います。

それでは、下記の順に沿って、わかりやすく説明をして行きます。

【目次】

  • 腎臓の5つの働き
  • 慢性腎臓病(CKD)とは
  • 慢性腎臓病の放置による重大なリスク
  • どう対処すればいいのか
  • まとめ

腎臓の5つの働き

先ずは、腎臓についてですが、大きさは握りこぶしくらいの大きさで、腰付近の左右に2個あります。そして、腎臓の働きには、大きく分けると次の5つがあります。

  1. 尿をつくる
  2. 体内環境を一定のバランスに保つ
  3. 血圧を調整する
  4. 血液(赤血球)をつくる働きを助ける
  5. ビタミンDの活性化

それでは、1つずつ詳しく見ていきます。

1、尿をつくる
腎臓は血液を濾過して老廃物や余分な塩分を尿として体の外へ排出してくれます。また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしています。
2、体内環境を一定のバランスに保つ
腎臓は体内の体液量やイオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割も担っています。
3、血圧を調整する
腎臓は、塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しています。

血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ、血圧が低いときは、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げます。

また、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌し、血圧が低いときに血圧を上げます。

腎臓と血圧は密接に関係し、腎臓の働きの低下によって高血圧になることもあり、高血圧症は腎臓に負担をかけ、腎臓の働きを悪化させることもあります。
4、血液(赤血球)をつくる働きを助ける
血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けてつくられます。
5、ビタミンDの活性化
骨の発育には複数の臓器が関わっています。その中でも腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDをつくっています。

慢性腎臓病(CKD)とは

この様に腎臓は、体にとって大切な働きをしてくれていますが、その機能が慢性的に低下してくる全ての腎臓病を慢性腎臓病(CKD)といいます。

発症の原因は様々で、糖尿病・高血圧や慢性腎炎が代表的とされています。

メタボリックシンドロームとの関連も深いと言われていて、比較的誰でもかかる可能性のある病気です。

慢性腎臓病の初期段階では、ほとんど自覚症状がなく、気付きにくい病気です。それが、患者を増加させている原因にもなっています。

早期では治療で回復しますが、あるレベルまで悪くなってしまうと、自然に治ることはありません。放置していると、どんどん進行して、「透析療法」や「腎臓移植」を行わなければいけなくなります。

自覚症状」は次の点が上げられます。

  • 夜間尿
  • むくみ
  • 貧血
  • 倦怠感
  • 息切れ

先に述べましたが、これらの症状が自覚できる時には、すでに病気が進行している状態だと言われています。早い段階で自分で発見するのは難しいので、定期的に健康診断を受けて、検査をしてもらう事が大切です。

慢性腎臓病の放置による重大なリスク

慢性腎臓病があると、「脳卒中」や「心筋梗塞」などのリスクが高まると言われています。また、慢性腎臓病が進行して「腎不全」になると、体内からの老廃物を除去できなくなり、「透析」や「腎臓移植」が必要になってきます。

透析療法とは

透析は腎臓の代わりに、人工的に体内の老廃物や余分な水分を取り除きます。透析療法には「血液透析」と「腹膜透析」の2種類があります。

透析療法の際も「食事療法」を併せて行っていきます。

血液透析

週に2~3回(火・木・土など)、1回4~5時間かけて、身体の外に血液を取り出し、血液中の老廃物や余分な水分を取り除いたあと再び体内に戻します。※日本では、この血液透析の方が一般的で、透析患者の97%を占めています。

腹膜透析

1日約3~4回、お腹の中に約1.5~2リットルの透析液を入れて、腹膜を使って老廃物や余分な水分を取り除きます。
1回あたり30分程度かかります。自宅や職場で行うことができます。日中に仕事等で行うことが難しい場合、夜間就寝中に装置が自動的に透析液の交換を行う方法もあります。

どう対処すればいいのか

慢性腎臓病は早期であれば治療で回復しますが、ある程度まで進行すると、元に戻すことはきわめて難しくなります。慢性腎臓病は早期発見・早期治療がとても重要になります。

慢性腎臓病の治療は大きく4つにわけられ、総合的な管理が必要となります。「1生活習慣の改善、2食事療法、3薬物治療、4定期的な検査」となり、全て同時進行で行う事になります。

1気を付けたい生活習慣

慢性腎臓病の発症・進行を抑えるには、日々の生活習慣を改善する。具体的には次の4つの取り組み。

  1. 禁煙
  2. アルコールを控える
  3. 適度な運動をする
  4. 規則正しい生活を送る

2毎日の食事で気を付けたい事

慢性腎臓病の人が日々の食事で注意すべきことは、病気の進行度合いなど、個々で変わってきますので、医師や栄養士さんの指示に従いましょう。

食事療法のポイント

ステージG1~G2

この時期に必要なことは、他の生活習慣病(高血圧症・糖尿病・脂質異常症)に対する注意と共通しています。

1、塩分控えめ
2、食べ過ぎない
3、バランスのよい食事
4、タンパク質の過剰摂取しない

ステージG3~G5

腎臓の機能が60%を切るくらい低下してきているのがこの段階で、腎臓をいたわるための食事が必要です。

1、たんぱく質の制限
2、塩分の制限
3、十分なエネルギーの補給
4、カリウムの制限
5、リン・水分の制限

3薬物療法について

慢性腎臓病の治療では、薬を使って腎臓の機能を補うことで、進行を遅らせたり、腎臓の機能が低下することで起きる症状を改善したりします。

4主な検査について

検査は腎臓の状態をくわしく調べ、効果的な治療方針を立てるためにも重要です。腎臓の機能を調べるためには、主に以下のような検査が行われます。

  • 尿検査
  • 血液検査
  • 画像診断
  • 腎生検

腎臓病の食事療法は配食サービスが便利

治療について4つの方法を見てきましたが、メインとなるのは「食事療法」「薬物療法」になります。薬は処方されたものを、用法に従って服薬すれば何とかなりそうですが、食事療法は自分で取り組む必要があります。

いろいろな栄養制限があるなかで、毎日「腎臓病食」や「透析食」を作るとなると、なかなかの負担です。「料理が得意な人」や「料理が好きな人」であればいいのですが、そうでない人も一定数いると思います。

そのような場合は、「冷凍の宅配弁当」や「配食サービス」を使うと良いと思います。多くの業者さんで、タンパク質や塩分、など調整された「腎臓病食」や「透析食」を用意しています。

自分で料理できれば、「気分に合わせて、自分が食べたい物を作って食べる」といった事も可能ですが、その為には、かなりの知識技量が必要になってきます。

一方で、「配食サービス」を利用する場合は、料理の技量が無くても、食事療法に取り組むことが出来ますが、給食のように献立が決められてしまっている業者が多いので、「その日の気分に合わせて」といった事が出来ません。

やはり、それぞれ「メリット・デメリット」があります。

しかし、大切なご自身の体の健康」と比べたら、そういった「デメリット」があったとしても、しっかりと「食事療法」に取り組む為に「配食サービス」などを使うことは、とても重要な事だと思います。

まとめ

腎臓は沈黙の臓器といわれていて、今まで私たちの為に文句を言わずに黙々と働き続けてくれていました。そして、これからも出来る範囲で一生懸命に働いてくれます。

ですので「腎臓さん、今までありがとう、そしてこれからも宜しくね」、そんな気持ちを持って4つの治療に取り組んであげると、1つ1つを積極的に取り組むことができるのではないでしょうか。