夏の終わりに気をつけたい 体調管理と栄養

2020.10.12

 

皆さんこんにちは。ウィズコロナの生活が提唱されていますが皆様の生活に変化はありましたでしょうか?

 

 

オンラインでの仕事や学校の授業、ロボットの接客など、パソコンや機械を利用する事が多くなりました。

 

 

これからは生活環境の変化により柔軟に対応できる能力が問われそうです。

 

 

 

《シニア世代の夏バテ対策》 

 

今回は夏の終わりに起こりやすい夏バテ対策について考えたいと思います。

 

 

体温調節のための水分補給や熱中症予防のためにミネラルの摂取が重要ですが、どうしても暑い中食欲が落ちてしまい口当たりの良い冷たいもので食事を済ませてしまいがちです 。

 

 

夏バテになってしまうと朝起きるのがつらかったり、疲れが取れていないと感じたり日中も体が重く動く、動くのがおっくうといった状態になりませんか?

 

 

これは活動するためのエネルギーが体内でうまく作ることができなくなって、おこります。

 

 

身体を動かすためのエネルギー 源になるのは、「炭水化物」や「体脂肪」ですが、これをエネルギーに変えるために、「ビタミン B 1」や「ビタミン B 2」「ナイアシン」といった「ビタミン B 群」が必要です 。

 

 

 

《ビタミンに注目》

 

特に「ビタミン B 1」は「ニンニク」「ニラ」「玉ねぎ」「ネギ」「らっきょう」といった、野菜に多く含まれる「硫化アリル」という成分(にんにくのにおいの成分)と一緒に摂ることで、吸収が良くなり「ビタミン B 1」として働きやすくなります。

 

 

「ビタミン B 1」が不足すると、特に「炭水化物」の代謝がうまくできなくなり、夏バテ状態に陥りやすくなります。

 

 

「うどん」や「そうめん」など、口当たりの良いものだけを撮るのではなく、「ビタミン B 1」の多い「豚肉」や「豆腐」を「硫化アリルの多い野菜」と一緒に摂るようにしたり、「玄米」や「胚芽米」を取り入れるようにしましょう。

 

 

また糖質の多い清涼飲料水ばかりで水分補給をしないように気をつけてください。

 

 

そして、体脂肪をエネルギーとしてうまく使うために、特に「ビタミン B 2」や「ナイアシン」が必要です。

 

 

これらのビタミンが不足することで、持久力がなくなり、夏バテ体質になってしまいます。「ビタミン B 2」や「ナイアシン」といった「ビタミン B 群」は「レバー」に多く含まれていて、「ビタミン B 1」の吸収を良くする「ニラ」と組み合わせた「レバニラ炒め」は最強の夏バテ対策料理といえそうです。

 

 

その他にも「ニンニク」や「タマネギ」と一緒に調理した「豚肉の生姜焼き」や「かつおのたたき」をたっぷりの「ニンニク」や「ネギ」「玉ねぎ」と一緒にとるのも良いですね。

 

 

 

《ビタミンと調理方法》

 

これらの「ビタミン B 群」は「ビタミン C」 とともに「水溶性ビタミン」と呼ばれ、調理をする際に長く水につけすぎると、水に溶出し失われてしまいます。細かく切る前に水洗いしましょう。

 

 

また熱に強い「ビタミン B 12」「ナイアシンビオチン」と言ったビタミンを多く含む食材は「味噌汁」や「スープ」「シチュー」「カレー」などに汁と一緒にとることで、効率よく摂取することができます。

 

 

暑いからと、「そうめん」などの口当たりの良い麺類などだけで食事を済まさずに、「レバー」「豚肉」「魚介類」「豆腐」などと、「ニンニク」や「ネギ」「玉ねぎ」などの野菜を組み合わせたスタミナ料理をしっかりとって、夏の終わりの夏バテにならないように、そして With コロナの夏を乗り切りましょう。 

 

 

 【管理栄養士】坂元 美子