低栄養ってなに?
「低栄養」とは、「エネルギー」と「たんぱく質」が欠乏し、健康な体を維持するために必要な栄養素が足りない状態をいいます。
高齢になると、ものをうまく食べられなくなったり、消化機能が落ちたりすることで、栄養や水分を十分に摂れなくなることがあるため、「低栄養」に注意が必要なのです。
一般に高齢になると、食事の量が少なくなり、あっさりしたものを好むようになるため、食事に偏りが生じやすくなります。
このような食生活を長く続けると、「たんぱく質」や「エネルギー」が不足し、「低栄養」となるリスクが高まります。
肥満がよくないことは多くの人に知られていますが、実は、「肥満の人」より「やせた人」のほうが死亡率が高い傾向があることも報告されています。
低栄養になると下記に示したような症状が起こりやすくなります。
- 認知機能の低下
- 気力がなくなる
- 免疫力や体力の低下
- 病気にかかりやすい
- 筋力の低下
- 骨折の危険
低栄養状態を判断するポイント
- 体重の変化
- BMI(21.5~24.9㎏/㎡)
- 血清アルブミン(3.5g/dI)
※規定値を下回ったら注意
低栄養を予防・改善するのにはバランスの取れた食事を取るという事が大切になります。分かりやすいサイトがありましたのでURLを掲載しておきます。